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探偵事件簿:
ストーカー被害相談例03

「壊される身体」42歳男性

念願のマイホームマンションに引越して1週間。毎朝5時半に隣の家のお経で目が覚めました。
独身男性が毎朝大きな声でお経を唱えるのです。
引越しの挨拶に行ったとき、50代後半の男性が出てきたので、その男性だろうと。愛想の悪い男性で、挨拶の途中でドアを閉められてしまったことから、私もあまりいい印象がありませんでした。
毎朝続くお経にさすがに我慢出来ず、文句を言いに行ってしまったんです。
当然のごとく、私のクレームをすんなり聞き入れてくれるわけがなく、朝から怒鳴りあいになってしまいました。

その翌朝からです。お経が止むどころか、いつも以上に大きな声で唱えだしたのです。頭にきてすぐに玄関を叩きましたが、一切無視。延々と大声でお経を唱え続けるのです。
我慢出来ませんでしたが、出勤の時間も迫り、諦めて家を出ました。
夜に帰宅すると同時に、隣の家から壁を蹴るような大きな音が。すぐさま文句を言いに行きましたが一切相手にされず。明らかに意図的にやっている音。
更には夜にまでお経を唱える隣人。朝ほどではないにしろ、私への攻撃であることは間違いありません。

この日を境に、隣人の攻撃はエスカレートしてきました。
深夜まで続くお経、大きなTVの音、壁を蹴る音、時折玄関ドアまで蹴られました。
何度も警察に相談に行きました。警察が注意すると一時的に収まるんですが、また騒音攻撃が始まるのです。
私の体調にも異変が起こりました。どこにいても聞こえてくるお経や耳鳴り、そして身体に痺れを感じるようになりました。
どこに行っても感じる圧迫感や恐怖感に身体中が蝕まれていくようでした。
頭がおかしくなりそうでした。せっかく購入したマンションも手放す覚悟でした。

隣人の攻撃は更にエスカレートする一方でした。私の部屋側の壁に露骨にスピーカーを密着させて音楽を流す、24時間続きました。管理会社に相談しても生活音だから注意はすることは出来ても完全に止めることは出来ないと。
「騒音おばさん」がニュースで取上げられていましたが、現実に同じような被害を私が受けることになるとは、考えもしないことでした。
何度も隣人と話し合う機会を作ろうと試みましたが、一切相手にされず、精神的・肉体的な限界を迎えたある日、私は転居することとなりました。

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