HOME探偵事件簿>結婚調査相談事例05

探偵事件簿:
結婚調査相談事例05

「結婚詐欺を超える詐欺」28歳女性

小さな頃から素敵なお嫁さんになることが夢だった私。理想が高いわけではないのに気が付けばもう目の前は30の大台。
同僚や後輩がが寿退社する中で女性社員の中で取り残されていました。両親や親戚からもたまに会えば「孫の顔が見たい」といわれるのが憂鬱でした。

そんな私に突然恋の予感!最近会社に出入りするようになった喫茶店のコーヒーデリバリーをしているN彦くん。司法試験を目指している27歳。
ちょっとしたきっかけから会話するようになり、仕事帰りには彼の喫茶店に通うのが日課になっていました。
喫茶店に通いだして丁度1ヵ月、突然彼からの告白。ついに私にも春が来た!!そう思っていましたあの頃は・・・

付き合い始めて3ヶ月もすると、彼は「司法試験に合格したら結婚しよう」言ってくれました。私は彼を支える事に喜びを感じ、また生きがいとなっていました。
そんなある日彼から「今のままでは司法試験に受かる事は厳しい。学業に専念したい」と言われました。彼はバイトをやめ、専門学校に行きたいらしいのです。
私は今まで貯めた貯金の中から言われるままに300万円を渡しました。彼の夢は私の夢と思っていましたから・・・

しかし、悲劇は突然起こりました。お金を渡して間も無く、彼の部屋にいつもどおり行くと荷物がなくモヌケのから。携帯はずっと圏外。私は彼の部屋で泣き崩れてしまいました。
彼の部屋で放心状態でいると、何度か会った事のある彼の友人であるY島が訪ねてきました。私がY島に事情を話すと、どうやらY島も彼にお金を貸していたらしいのです。
Y島は一緒に彼を探し、お金を取り戻そうと言ってくれました。それからというもの時間の取れる限りY島と彼を探す事になりました。
結局N彦の行方は掴めず、住んでいたのはウィークリーマンション、携帯は他人名義のプリペイド、喫茶店には偽名の履歴書。手がかりもなく諦めざるをえませんでした。
しかし、私は寂しさと連帯感からいつしかY島に心を許し男女の関係になっていきました。Y島は免許証で身元を確認しているのでN彦のようなことはないと安心も出来ました。

ところが、ある日Y島とホテルから出てくるとホテルの前に鬼のような形相をした女性が立っているのです。Y島の奥さんでした。そうです、Y島は結婚していたのです。
そのまま3人でY島の家に行き話し合いとなりました。結局示談金を500万請求され、払えない場合は訴えるとまで言われました。
事が公になれば会社にもいられなくなると思い、貯金全てと借金で何とか支払いを済ませました。
私は借金返済のため、夜スナックでバイトを始める事にしました。そんな折、なんとN彦とY島がスナックの客として現れたのです。
このとき初めて騙されていたと気づきました。頭が真っ白になり彼らに飛び掛りました。結局警察が来る前に彼らはいなくなり。お店も会社もクビになり今も途方にくれています。

←探偵事件簿一覧ページへ戻る

無料相談専用フリーダイヤル:0120-588-287 無料相談専用フリーダイヤル:0120-588-287